このページでは芙蓉商事のサンドブラスターの使い方について解説しています。わかりにくい部分がありましたら改善させていただきますので運営までご連絡ください。
各部名称
名称 | 役割 |
①フロントガラス | 作業時に庫内を確認できます。 開閉できます。 |
②集塵機接続口 | 集塵機とサンドブラスターを繋ぐ接続口です。 |
③メディア排出レバー | 溜まったメディアをストックに落とすことができます。通常使用時は「閉」にしておきます。 |
④バランスバルブ | レバーでエアーとメディアのバランスを調整します。 |
⑤エアー流入バルブ | エアーコンプレッサーとの接続口です。レバーでエアーを開け閉めできます。 |
⑥側面取り出し口 | 庫内に部品を出し入れします。 |
⑦照明スイッチ+コンセント | 庫内の照明のスイッチです。 |
⑧フットペダル | 作業時にメディアの吹付のオンオフを |
使用方法
ここからは実際の使用方法を解説していきます。
使用前準備
ブラストする部品が汚れていたり濡れているとメディアが固まってしまったり、故障の原因になりますので汚れや水分を十分に落としてください。
また、メディアが入り込んでほしくない部分にはマスキングテープや養生テープでマスキング処理をしておきます。
マスキングのやり方については有限会社ユーツーさんのページが参考になります。
集塵機の接続
集塵機はブラスト中の庫内の視界をクリアに保つために欠かせません。
集塵機のホースがブラスト本体の「②集塵機接続口」に繋がっていることを確認してください。
集塵機の電源がコンセントに接続されているか確認します。
【注意】セビスク会場の集塵機はスイッチが故障しており、コンセントを繋ぐと自動で電源が入ります。
エアーコンプレッサーと接続
エアーコンプレッサーのホースを「⑤エアー流入バルブ」に接続し、レバーを縦にしてエアーの流入をオンにします。
照明を点灯
「⑦照明スイッチ」をオンにして照明を点灯します。
庫内に部品を入れる
「⑥側面取り出し口」からブラスト処理したい部品を入れます。
フットペダルを踏み
エアーコンプレッサーに十分なエアーが溜まっていることを確認し、フットペダルを踏むとノズルから勢いよくメディアが吹き出します。
使用中の調整
使用中は状況に応じて各種調整を行ってください。
庫内に溜まったメディアをストックに落とす
こちらのサンドブラスターは2段構造になっており、庫内に溜まったメディアを定期的にストックに落とす必要があります。ストックに落ちたメディアは再び吸い上げられノズルから排出されます。
長時間の排出によりストック内のメディアが少なくなった場合は「③メディア排出レバー」を「開」にして庫内のメディアをストックに落とします。
【注意】レバーが「開」の状態のままだと使用できません。必ず「閉」にした状態でブラスト作業を開始してください。
フロントガラスの清掃
「①フロントガラス」は使用に伴い曇ってきます。庫内が見にくい場合はガラス部分を拭くことで視界を正常な状態に戻すことができます。
エアーとメディアのバランスを調整する
「④バランスバルブ」でエアーとメディアの量のバランスを調整できます。
上手くいかない最も多い原因
メディアが勢いよく出ないなど、上手くいかない場合、コンプレッサーのエアーの量が十分に溜まっていないことが原因のほとんどです。
連続して作業する場合はコンプレッサーが止まるまでしばらく休憩するなどコンプレッサーのエアーの量に十分に注意しましょう。
また、サブタンクを接続することにより少しは長持ちさせることができるようになります。