参考動画
※動画の内容は講座の内容とは関係ありませんが参考になりそうなものを選んでみました。
※同じスーパーカブでも年式によって多少手順が違いますので動画も2種類用意しました。ご自身の車体に合った方法でお試しください。
用意するもの
| コインドライバー | ![]() |
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| 台湾ユアサ バイク用バッテリー |
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| プラスドライバー(2番) | ![]() |
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| Tレンチ(10mm) | ![]() |
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要チェックポイント
- バッテリーを外す際はマイナス→プラスの順、取り付けの際はプラス→マイナスの順(合言葉「マイプラプラマイ」で覚える)
準備

カブのバッテリーは車体に跨って右側のサイドカバーの中に収められています。
まずはコインドライバーを使ってサイドカバーのボルトを緩めます。コインドライバーのない方は10円玉や100円玉などの硬貨でも問題ありません。
サイドカバー内部の説明
開けたついでにサイドカバーの中に内蔵されている部品を説明します。

まず最も右についているのがレギュレーターになります。正式名称は「レギュレート・レクチファイア」という名称でバイクで発電された電気を使える状態に整えてくれる役割があります。

最も左に付いているのがCDIになります。
CDIはキャパシター・ディスチャージド・イグニッション (Capacitor discharge ignition)の略で、プラグから火花を発生させるための点火装置です。

次がウィンカーリレーでウインカーを一定の間隔で点滅させるための装置です。

黄色い棒状のものがメインヒューズで決められた容量以上の大きな電流(過電流)が流れないようにするためのものです。

最後に一番下に付いているのがリアストップランプスイッチです。リアブレーキのブレーキランプを作動させるためのスイッチです。
バッテリーの取り外し

バッテリーはメインヒューズのさらに奥に収納されています。

コードがクリップで止まっていますので外しておきましょう。

コードを痛めないようにゆっくりと引き抜きます。

バッテリーが現れました。

手前がマイナス端子、奥がプラス端子です。バッテリーを取り外す際はショートを防ぐため必ずマイナスから外します。

マイナスを外したらプラスを外します。

バッテリーの電圧を測定します。上の画像のバッテリーは10.42と表示されています。12Vのバッテリーは放電最終電圧が12Vですので12.0が空っぽの状態です。12に満たない状態ということはこのバッテリーが完全に役目を終えていることを示しています。バッテリーの状態が良好であれば12以上の数値を示します。
バッテリーの取り付け

取り外しとは逆に取り付けの際はプラス端子から接続します。あとは外した時と同様です。

サイドカバーの下はフレームに差し込めるようになっているのですが個人売買でカブを購入すると、この部分がハマっていないことが非常に多いです。
ここを差し込んでいないとボルト1本で止まっていることになり、振動などによりサイドカバーにひびが入ってしまう恐れがあります。
サイドカバー取り付けの際は最下部をフレームに差し込むのを忘れないように注意しましょう。





